ゲームシステム
評価:★★★★★
ゲームシステムが非常に面白く、戦略性も高いゲームとなっています。
体を大きくして能力アップ
敵を攻撃すると、撃った部位の質量を奪うことができる斬新なTPS。
例えば、敵の頭を攻撃するとその敵の頭が小さくなり自分の頭が大きくなります。
部位が大きくなればなるほどその部位の能力が上昇していきます。
例えば、太ももが大きくなればなるほどジャンプ力が上がったり、胴体を大きくすればプラグイン「阻まれる想い」(バリア)の持続時間が伸びたりします。
スペック&プラグインとは
スペック
プラグイン
戦いをサポートする特殊なスキルです。プラグインは8種類あり、試合前にバトルで使用するプラグインを1つ選択できます。プラグインは試合中にZLボタンを押すことで発動します。
大きくなることのデメリット
敵を攻撃すればするほど能力は強力になっていくが、一方で体が大きくなることのデメリットも出てくる。
小さい側の利点
やられればやられるほど自分のキャラクターは体が小さくなります。小さい側は狭い通路を利用して、敵チームの裏を取ることで逆転を狙います。小さいことで敵の攻撃を避けやすくなり、戦闘時にも有利に立ち回れます。
味方から質量をもらう
味方を撃つことで自分の体力を回復したり、味方の質量をもらうことができます。
例えば、味方を質量をもらうことでその味方を小さくさせて狭い通路を通れるようにしたり、お互いのプラグインで強化される部位の質量をもらい(「阻まれる想い」であれば胴体)、プラグインを強化するなどの戦略があります。
ネット対戦
評価:★☆☆☆☆
マッチングの問題
まだ認知度が低いためかプレイヤー人口が少なく、マッチングに時間がかかってしまいます。また、一定時間がたつと8人全員がそろわずに試合が始まる場合もあり、時には4vs3などの偏った人数での対戦になってしまいます。また、現在のマッチングシステムは地域に関係なく無作為にマッチングさせる仕様のため、ラグがひどく、動作が飛び飛びになってしまうこともしばしばあります。
なお、このマッチングシステムは次回のアップデートで改善され、近い地域のプレイヤーとマッチングするようになる予定です。
待ち時間が長い
マップとルールは無作為に選ばれた3つ+ランダムの中からそれぞれのプレイヤーが選択し、その中から抽選するというマリオカート8のような方式を採用しているため、全員が選択し終わるまで待ち時間が発生します。
さらに、試合開始前にプラグインを選択する場面でも全員が選択し終わるまでの待ち時間が発生します。
総評
ネットワークの問題はありますが、それなりに楽しめます。レートなどの実力を示す指標はないため、やり込むゲームというよりも気楽にワイワイと楽しむゲームとなっています。めちゃくちゃおすすめ!というゲームではないですが、コンセプトは非常に面白いため、今後のアップデートによっては化ける可能性があります。
すでにラグの緩和やバトルに関する修正などのパッチが予定されており、アップデートによる対応が素早いことが伺えます。今後の運営にも期待が持てるのではないでしょうか。
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