CPTルール非準拠 入力高速化(Steam版のみ)
[スティック&十字キー入力両対応]
Steam版かつCPTルールに則らない形であれば、Steamのコントローラー設定で右スティックを十字キー入力(スティック操作の場合)、左スティック入力(十字キーの場合)に変更するだけでステップの最速入力が可能となる。
前方ステップの入力方法：十字キーor左スティック前入力→右スティック後入力→右スティックをニュートラルに戻す
(仕組み：方向キーの左右が同時に入力されるとニュートラル状態になるため、”→N→”という入力になり、ダッシュ入力が成立する。)
ドライブラッシュの入力方法：十字キーor左スティック前入力→右スティック後入力＋ドライブラッシュボタン→右スティックをニュートラルに戻す
格ゲーには普段使用しない右スティックに左右キーを割り当てることで、ボタンの数が少ないパッドでもボタンの割り当てを圧迫することない。また、ダッシュの入力も簡単かつ、高速で入力することができる。
CAPCOMの公式大会に参加する予定がない方はこの方法が最適であろう。
CPTルールには非準拠
上記の方法だと、CAPCOMの公式大会であるCapcom Pro Tour 2023のルールには準拠しない可能性がある。
例えば、右スティックを十字キー入力にする方法はアナログスティックのボタン化となり、違反となってしまう。
移動行動ができる方向キー、レバー、移動ボタンと、アナログスティックは共存して設置することができる。ただしアナログ入力による移動行動はアナログ情報のまま入力を行わねばならない。
例えば、アナログスティックをボタン化したりレバー化したりする等の機械的な能力の変換を行うことは認めない。
右スティックを左スティック入力に変更する場合は、設定で右スティックの操作を無効化することでCPTルールに反しないが、オンライン大会のみの対応となるだろう。
オフライン大会の場合、筐体ごとにSteamのコントローラー設定を変更する必要がある。まだ詳細な公式ルールは発表されていないが、おそらくSteamのコントローラー設定の変更は認められない可能性が高い。また、PS4/PS5を用いた公式大会の場合には設定できない。
移動行動として使用できるデジタル入力系統は最大4個までとする。これは上下左右方向への割り当てを意図するものである。設置数の範囲内であっても、同じ移動行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。
例えば、上方向の入力ボタンを2つ以上設置することはできない。
コントローラーの右スティック部分に左スティック/十字キーがついたコントローラーの発売を求む！
追記：ESWAP Pro controllerというスティック、十字キー、ボタンの配置を自由に入れ替えることができるカスタマイズコントローラーなるものがあるようです。
動画のように、十字キーを右側に配置することもできるようです。
ただ、気軽に手が出せる価格ではなく、さらにAmazonのレビューを見ると、スティックの耐久性が微妙なようです。
CPTルール準拠 ステップ高速化(PS4,5/Steam対応)
[スティック入力のみ]
CTPルールに則ったステップ最速入力化にはボタンに方向キーを割り当てることができる「ファイティングコマンダー OCTA for PlayStation®5, PlayStation®4, PC」が必要となる。
やり方：方向キーの左右を任意のボタンに設定し、十字キーの左右入力を無効化or別のボタン入力を割り当てる。
割り当て可能なボタン
j ボタン / k ボタン / l ボタン / h ボタン / 方向キー（上下左右）/ L1 ボタン / R1 ボタン / L2 ボタン / R2 ボタン
割り当て可能な機能
j ボタン / k ボタン / l ボタン / h ボタン / 方向キー（上下左右）/ L1 ボタン / R1 ボタン / L2 ボタン / R2 ボタン /
L3 ボタン / R3 ボタン / NC（何も割り当てがない状態）
前面に6ボタン,側面に4ボタン,スティックのクリック入力と、一般的なパッドよりもボタンが多いため、方向キー左右ボタンを追加してもボタンの割り当てが圧迫しにくい。
前方ステップの入力方法：左スティック前入力→任意のボタンに設定した後入力→後入力ボタンを離す
(仕組み：方向キーの左右が同時に入力されるとニュートラル状態になるため、”→N→”という入力になり、ダッシュ入力が成立する。)
ドライブラッシュの入力方法：左スティック前入力→任意のボタンに設定した後入力＋ドライブラッシュボタン→後入力ボタンを離す
十字キー操作は不可
CPTルールでは、同じ方向キーの割り当ては最大１つまでのため、十字キー操作の場合はこの方法は使えない。
移動行動として使用できるデジタル入力系統は最大4個までとする。これは上下左右方向への割り当てを意図するものである。設置数の範囲内であっても、同じ移動行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。
例えば、上方向の入力ボタンを2つ以上設置することはできない。
