ARMSの体験会を遊んで感じた「いいね持ち」と「コントローラー操作」のそれぞれのメリット,デメリットを紹介します。
いいね持ち
メリット
幅の広い投げができる
左右のジョイコンを外側に傾けることで、幅の広い投げが可能になります。
通常の投げ
ジョイコンを外側に傾けた状態の投げ
幅の広い投げは、左右にダッシュして攻撃を避けるプレイヤーに有効です。
左右のアームを別々の方向に調整できる
通常のコントローラー操作では、右スティックでアームの軌道を変えます。そのため、左右のアームの軌道を途中で変える場合、左右のアームが同じ方向に動いていしまいます。
一方、いいね持ちの場合は左右のジョイコンの傾きでアームを操作するため、左右のアームをそれぞれ別の方向に移動させることができます。
ARMS体験会では、特にマトアテで恩恵がありました。左右別々にアームを動かすことで、効率よく的を撃ち抜くことができます。
デメリット
とっさの前ダッシュができない
ニュートラル状態や歩いている状態から最速で前ダッシュしようとすると、パンチや投げになってしまいます。
ジョイコンをゆっくり前に倒すことで誤動作を防げますが、コントローラー操作よりも入力が遅くなってしまいます。
コントローラー操作
メリット
疲れにくい
動きを最小限に抑えることで、いいね持ちでの疲れにくい操作も可能ですが、長時間のプレイには腕を使ういいね持ちよりもコントローラー操作が向いています。
とっさの前ダッシュができる
ボタン操作のため、ニュートラル状態や歩いている状態でも最速で前ダッシュを行なうことができます。
デメリット
幅の広い投げができない
いいね持ちのように、幅の広い投げができません。
詳しくはいいね持ちのメリット – 幅の広い投げができるを参照してください。
左右のアームを同時に調整できない
いいね持ちのように、左右のアームを同時に別々の方向に調整することはできません。
詳しくはいいね持ちのメリット – 左右のアームを別々の方向に調整できるを参照してください。
最後に
基本的な操作に関しては、いいね持ち,コントローラー操作のどちらも快適に行なうことができました。
そうなると、いいね持ちの「幅の広い投げ」や「左右のアームを別々の方向に調整できる」,コントローラー操作の「とっさの前ダッシュができる」というメリットが、対戦においてどの程度有利に働くのかが重要になります。ただ、体験会をやった限りでは、どのメリットも圧倒的に有利になるものではありませんでした。
しかし、今後の研究次第では、ちょっとしたメリットが対戦において重要な要素になるかもしれませんし、いいね持ちだけの新たなテクニックが見つかるかもしれません。今の段階では、どちらの操作方法が良いとは言い切れない状況です。
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